【学校の先生と相撲の力士、どこがおんなじ?】
「ヤバい経済学 -悪ガキ教授が世の裏側を探検する- スティーヴン・D・レヴィット他 東洋経済新報社 2006年5月」
裏表紙の著者紹介によれば、著者はシカゴ大学で経済学を教え、2003年には40歳未満で最も優れた米国の経済学者に贈られる、ジョン・ベイツ・クラーク・メダルを受賞したそうです。
今日のタイトルは、私がつけたのではなく、本書1章の章題をそのままもってきました。
学校の先生と相撲の力士、どこがおんなじか、というと、どちらもインチキしてる、ということのようです。
相撲のインチキは、最近、言い逃れできない証拠を突きつけられて、いままでの「噂」に対してインチキ的対応しかしてこなかったことが責められているけれど、米国の学者は5年も前に統計分析の結果、「相撲に八百長なんかないとはとても言い張れない(同書54頁)」と言っていたのです。
すごいな統計分析というのは。
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